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五木寛之さんの小説の中に「青年は荒野をめざす」という作品がありました。高校卒業を控えた主人公ジュンは、大学進学をやめ、みずから没頭していたジャズの世界を探しに愛用のトランペットを片手て世界各地を放浪して廻るという小説で、その本を手に取った当時20歳の自分はとても海外放浪というものに憧れを抱いた思い出があります。(海外放浪はひょうなことから実現しちゃうのですが、それはまた別の機会に) 今日は、そんなことを思い出す出来事がありました。親しくしている友人が、クルマを買い替えました。それは、ガッシリとした4WD車で、昨今はやりのクロスオーバーという4WD風のクルマとは一線を引く硬派な代物(しろもの)です。程度の良い中古車を見つけて、好みのパーツをセレクトして自分好みのスタイルに変えていったそうです。今日そのクルマの納車日だったそうで、嬉しそうな顔をしながら早速ボクに見せに来てくれました。 その高い車高とごついタイヤを見ながら。オトコという生き物は、どこかに荒野への憧れを持っているもんだよな〜と思ったわけです。 「荒野」・「砂漠」・「放浪」・「たき火」という言葉達の なんと魅力的な響きでしょうか? 見渡す限り自分と愛車しかいない世界で、沈み行く太陽を見つめたり。 仲間達とたき火を囲みながらこぼれ落ちてきそうな星空の海をいつまでも眺めていたり。 氷河が遠くで雄大な景色を色なす大草原で、大音量でクラッシックを流しながらゆっくり道なき道を進むとか、オトコなら一度は思い描いた事があるのではないでしょうか 実際には、暑いし寒いし大変だし過酷だしとわかっているんですが、そんなことが好きだし憧れがあるもんなんですよ タフな4WD車にそんなイメージを重ねるのは、ボクだけではないと思います。 あたりまえですが、僕たちは道があるとこを進みます。それは人生と言う道でも同じ事。 でもそこから一歩踏み出せばそこに道無き荒野が広がっているかもしれません。そこに一歩踏み出す勇気をこんなクルマからもらえるのかもしれませんね。 そんな事を愛車を嬉しそうに運転する彼を見ながら思ったわけです。 彼にもう一度[青年は荒野を目指す]という言葉を贈りたいと思います。 青年に年は関係ありませんよ。 荒野に一歩踏み出す勇気があるオトコが、青年なのですから。
by tamd2
| 2010-03-25 19:53
| クルマ
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